PET検査の特徴

PETとは?

PET(ペット)とは「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(陽電子放射断層撮影)」の略で、CT、MRIと同様に全身のがんを調べることのできる大型の装置です。がんの有無や大きさを調べるときに、CTやMRIは、臓器の形に変わったところがないかを診ることで判断しますが、PETは細胞の状態(活動具合)を調べることで判断します。そのため、CTやMRIでは難しかった、腫瘍の良性・悪性の判別や、リンパ節に転移したがんの確認などができます。

PETの臨床画像
PETの臨床画像

PET 検査のメリット

1.小さながんを発見できる
がんを比較的小さい早期の段階で発見でき、早期治療が可能となる
2.腫瘍の良性・悪性が判断できる
形の違いからは判断の難しい「良性・悪性」が分かり、適切な治療法を選択できる
3.一度で全身の検査ができる
転移・再発の有無、がんの拡がり具合を一度で確認できる
4.痛みや不快感がない
「寝ているだけの検査」なので、誰でも無理なく検査できる
5.着衣のままで検査できる
検査時の恥ずかしさがない

PET-CTとは

近年PET検査といえば、「PET-CT」での検査が一般的となっています。PET-CTとは、PET検査とCT検査を1回の検査で行なうことができる装置で、PET画像とCT画像を重ねた、ずれが少ない融合画像をつくることができます。このPETとCTの融合画像を調べることで、臓器の形の異常と細胞の活動状態を同時に確認することができ、診断精度がより一層向上するとされています。

PETの臨床画像
PETの臨床画像